埼玉医科大学総合診療内科
2014 年 103 巻 7 号 p. 1654-1659
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抗体医薬リツキシマブは,Bリンパ球に対する分子標的治療薬である.国内では永らくB細胞性の悪性リンパ腫に対する抗がん剤として使われてきたが,海外では約10年前から難治性の自己免疫性疾患に対する免疫抑制剤としても広く使われている.本稿では,特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の診療ガイドライン,リツキシマブの海外臨床試験と国内の医師主導治験について解説する.
日本内科学会会誌
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