愛知県立大学看護学部
2011 年 48 巻 3 号 p. 227-234
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平均余命の延伸に伴い死亡者の平均年齢が高まり,85~90歳以降の死因順位は成人期とは異なり,がん患者の緩和ケアのみならず,ケアニーズが多様化し,また介護保険制度の導入により,高齢者が終末期を過ごす場の選択肢も増えた.しかし,認知機能や身体機能の障害,文化的価値観などにより,高齢者自身が終末期をどこで,どのように過ごしたいのか意思を把握することが困難な場合も多い.これらの課題を踏まえ,高齢者の尊厳を重視した終末期看護の在り方を検討する.
老年病
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